BABY & Me ONE のレビュー記事でも書いた内容になりますが、もう一度詳しく書いてみました。

登山の荷物と抱っこ紐についての考察です。




登山のパッキングとは

僕は登山をするので、大きな荷物を背負うんですが、これは赤ちゃんの抱っこに応用出来るのではないかと考えました。

登山では、「パッキング」と言って上手く荷物をザック(リュックサック)に詰める技術があります。これが下手くそだと、同じ荷重でも重く感じてしまい、疲れやすくなるのです。



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登山のパッキングは上の図のような感じで行います。一言で言えば、パッキングとは重心が肩の後ろ辺りになるように物を詰めることです。

肩より上だと肩に負担がかかりすぎますし、下のほうだと肩と腰の両方に負担がか借ります。

重心を身体の真ん中よりやや上、すなわち、肩の後ろ辺りに持っていくのがベストな重心とされています。


抱っこ紐の荷重について

抱っこ紐はどうでしょうか。

よくある抱っこ紐は完全に子供(赤ちゃんが)下のほうに吊り下げられる形になっていますので、下に重心が行きまくります。すると当然ながら肩に荷重が強くかかります。

腰ベルトがついているものも、肩の負担が軽減されるとは言え、今度は腰にも負担がかかります。

結局、重心の問題を解決しない限り、ベルトを増やしても負担箇所が増えるだけです。


ヒップシートタイプの抱っこ紐が登山者的にはGOOD

そこで最近のトレンドはヒップシートタイプの抱っこ紐です。タレントの熊田曜子もブログで書いていました。



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ヒップシートタイプの抱っこ紐は赤ちゃんをハリボテのシートに乗っけて抱っこしますので、ハリボテの分、重心が上に行きます。

これがヒップシートは肩と腰が疲れにくいと言われる理由です。

登山者的な目線で見ると、ヒップシートタイプの抱っこ紐が理にかなっていて、良いと思います。


ちなみに、我が家ではBABY & Me ヒップシートキャリア“ONE ”を使用しています。


おわり。